最終更新日 2021年7月7日 by タイランドピックス編集局
キングパワーグループの概要
キングパワー・グループ(英: King Power International Group)は免税店を展開するタイ王国の新興財閥企業です。セントラルグループ、CPグループ、タイビバレッジグループ(TCC)、Red Bullグループ(CTP)と並ぶ5大財閥の一つ。
創業者のヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏が1989年に事業を開始し、タイで初めてマハトゥン・プラザでのバンコク都心免税店ライセンスを取得しました。2018年にタイで5指に入る富豪としても知られる創業者のウィチャイ氏がヘリコプター事故で死去し、長男が後を継ぎました。
観光大国タイの主要空港における免税店事業の市場規模は約2,300億円と推定されますが、長きに渡ってキングパワー1社が独占しています。
主要企業
キングパワー・デューティーフリー(King Duty Free)
キングパワーデューティーフリーはスワンナプーム空港を含むタイ主要空港の免税店を独占的に運営しています。免税店は入札によって運営業者が決められるが、国内小売大手や外国資本を押しのけて常にキングパワーが落札する事態が続いています。
また、バンコク最高層の複合施設として注目を集める「キングパワーマハナコンタワー」は不動産開発会社のペース・デベロップメントが経営悪化したことにより、一部を買取りました。
レスター・シティFC(Leicester City F.C)
2010年に当時プレミアリーグ2部のレスターを62億円で買収し、スタジアム命名権も取得。経営不振が続く中、同チームへの投資を進め、岡崎慎司選手が加わった15~16年シーズンにはプレミアリーグ初制覇を果たしました。
企業概要
英語名 | The King Power International Group |
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タイ語名 | กลุ่มบริษัท คิง เพาเวอร์ อินเตอร์เนชันแนล |
本社 | バンコク |
創業年 | 1989年 |
創業者 | ヴィチャイ・シーワタナプラパー |
業種 | 免税店・商業不動産 |
売上高 | 1,800億バーツ(2019) |
従業員数 | 7,000人 |
主要子会社 | |
公式HP | |
SET銘柄 |
非上場
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