「シンハー・グループ(ブンロード・ブリュワリー)」の解説

ブンロード・ブリュワリーグループの概要

 企業名 ブンロード・ブリュワリーグループ(Boon Rawd Brewery)
創業 1933年
創業者 プラヤ・ビロンバグディ氏
現CEO プーリット・ピロムパクディ氏(4代目)
業種 アルコール、不動産、物流、アパレル、メディアのコングロマリット
売上高 XXXTHB(2018)
従業員数 XXXXX人
主要子会社 Singha Corporation/Singha Estate(S)/Singha Life
WEB http://www.boonrawd.co.th/

ブーンロート・ブリュワリー(英名 Boon Rawd Brewery)とは、タイの酒造財閥大手です。通称シンハー・グループ。

創業者のプラヤ・ビロンバグディ氏は自動車販売や海運事業などを経て、1934年にブンロート・ブリュワリーを設立すると、タイで初となる国産ビール「シンハー(SINGHA)」の販売を開始。2019年で創業85周年を迎える。プラヤ氏はラーマ7世からも高い評価を得たタイ詩の権威で、教員の職に就いたこともある文化人だったが、タイのビール文化を創造するという使命に駆られて実業家に転身した経緯があります。2019年現在、4代目、プーリット・ピロムパクディ氏がCEOをつとめます。

同社は50社以上の子会社を所有し、ビール事業をメインとしながらも、食品・清涼飲料水、不動産、小売りサービス、音楽などの分野でコングロマリット事業を展開しています。今も本業のビール醸造が事業基幹。

シンハー・コーポレーション

シンハー・コーポレーション(Singha Corporation)は、親会社のブーンロート・ブリュワリーが運営する50社以上のグループ子会社を取りまとめる企業です。

国産ビール「シンハー」「チャーン」 1994年には、ドイツの Hartmannsdorf 社と Mittweida 社を買収し、ヨーロッパでの製造・販売も行なっています。タイ国内で3カ所のビール醸造工場、6カ所の飲料水工場を保有しています。2002年に日本のアサヒビール、カールスバーグと提携を開始し、現在世界49ヵ国に輸出しています。

主力商品の「シンハー」は古代神話に登場する獅子をシンボルとし、創業からわずか6年後には1939年には王室のお墨付きを得ています。ラベルに燦然と輝く神鳥、ガルーダが王室の証です。

唯一の国産メーカーとして国内シェアの60%を獲得90年初頭にタイ・ビバレッジがビール業界に参入、低価格な「チャーン」にトップシェアを奪われる。この巻き返しに投入した、同じく低価格帯の「リオ(LEO)」ブランドがヒットし、主力商品へと成長。2019年近年では、リオとチャーンが国内市場シェアの80%程度を占め、二分しています。タイ国内のビール市場における競争企業の出現、度重なる酒税引き上げの対応策として、ソーダ水や飲料水の製造販売に乗り出し飲料事業も多角化しています。

2018年にはスタートアップに投資する26億円規模のCVC企業「Singha Ventrues」を香港に設立し、コンシューマー・プロダクト、サプライチェーン・マネジメント、決済システムなどの分野への投資を開始。

不動産開発「シンハー・エステイト」

開発中のSingha Complex

シンハー・エステイト (Singha Estate(S))は不動産開発会社です。タイ証券取引所(SET)に上場。

既存で上場していたラサ・プロパティRasa Property Development(RASA)を30億バーツで買収して、社名をシンハー・エステイトに変更して現在に至ります。2018年にはシンハー・コンプレックス (Singha Complex)をアソーク通りの日本国大使館の跡地に開業。オフィス棟、プラザ棟、レジデンス棟のThe Esse Asokeから成る大型施設です。

ファッションアパレル「シンハー・ライフ」

んお

シンハライフ(Singha Life)  はカジュアル路線のアパレル部門で、サイアム ディスカバリーなどタイ国内の大手商業施設へ出店しています。

ビールレストラン「EST.33」

EST.33

世界のクラフトビールを提供するレストランです

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