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最終更新日 2024年2月2日 by タイランドピックス編集局

バンコクで加熱する”寿司2.0″の最前線を行くおまかせ店

近年、タイの首都バンコクでは客単価が2万円を超える高級すし店が急増。人気のカギを握るのが、あらかじめ決められたメニューが提供される「OMAKASE（おまかせ）」というシステムで、ファインダイニングにおける一つのトレンドとなっています。美味しいのは当たり前、寿司を食べるなら、2024年いま訪れるべき10軒をご紹介します。

基本的に食事メニューは数種類のおまかせコースしかなく、アラカルトの料理はないのでご注意下さい。

 

 

1.鮨割烹たきざわ(Sushi Kappo Takizawa)

サトーンのザ・スコータイバンコクで期間限定で店を構える「鮨割烹たきざわ」。ミシュラン2つ星を獲得した熟練で知られる、滝沢氏による伝統的な日本料理の芸術性と完璧へのこだわりへの情熱は、バンコクでのおまかせダイニング体験を再定義します。

 

2. はんげつ(Hangetsu Omakase)

エカマイ、コミュニティモールACMEN EKAMAIの裏の一角にひっそり佇む「はんげつ おまかせ」。日本料理歴35年のタイ人料理長が伝統的な日本の手法を守りながら、江戸前の概念と解釈を新たな視点で取り入れた、ハイエンドおまかせ寿司です。他店と比べても、コース内容のボリュームと充実度が随一。

 

3. 鮨 さいとう(Sushi Saito)

フォーシーズンズバンコクホテル内にあるミシュラン1つ星に輝く寿司店「鮨 さいとう」。店主の斉藤孝司氏が毎朝豊洲市場で厳選した鮮魚を、その日のうちに調理して提供します。

 

4.鮨 みさき(Sushi Misaki)

「鮨みさき」は銀座のミシュラン認定店”鮨とかみ”出身、バンコクの日本亭の板長を務めた見崎氏のお店。赤酢を利かせたシャリで握る江戸前はここでしか味わえない芸術品。ミシュランガイドにも掲載されるバンコクで最も予約の取れない鮨屋。プロンポンのコミュニティモールに店を構える。シーロムに暖簾分けした姉妹店がある。

 

5. 鮨雅人(Sushi Masato)

2022年のミシュラン1つ星店「鮨雅人」。東京で腕を磨き、ニューヨークで名声を高めた清水正人シェフは、2015年にカウンターダイニングおまかせをバンコクに初めて持ち込んだ一人。すべての料理は、輸入された日本産の魚から作られた最高級の旬の食材で作られています。

 

6.鮨いちず(Sushi Ichizu)

プロンポンのソイ39から北上したペッチャブリ通りに店を構える「鮨いちず」。オープン時の親方・戸田陸さんは東京の”蛎殻町すぎた”出身の職人。現在は3代目のタイ人職人が板長を務めます。

 

7.スシゾー(Sushi Zo Bangkok)

米国ロサンゼルスでミシュラン2つ星を獲得した名店「Sushi Zo」がバンコクへ出店。独自のソース・調味料と職人技により、シャリとネタの一体感を追求する名店。プルンチットのAthenee Tower1階の店内は温かい雰囲気を醸すカウンター席が12席のみ。

 

8.銀座 鮨一(Ginza Sushi-ichi)

銀座3丁目の裏通りに佇む本格江戸前鮨「銀座 鮨一」がチットロムの”Gaysorn Centre” に。伝統的な「和」の息づく空間で、ミシュランガイドバンコクにて2018.2019.2020年と三年連続1つ星を獲得した至高のお寿司を堪能。

 

9.きっすいせん SEIFU(Kissuisen)

シーロムのバンコク・マリオットホテル・ザスリウォンの敷地内に別棟として建築された隠れ家のような一軒家「Kissuisen」。ゲストを飽きさせない5つの店舗構成が話題の和食ダイニングコンプレックスです。4Fのおかませ鮨では落ち着いた雰囲気の中で、正当派和食をベースにした味付けや素材選びに変化をつけた懐石料理を楽しめます。

 

10. 鮨せんなみ(Sushi Sennami)

「せんなみ」はラップラオにある、日本人職人の神田氏が握る本格派の江戸前鮨。他店にあるような”華美な演出”はなく、あくまでネタの紹介と職人の技術で魅せる姿勢に好感。郊外にありながら、英語やタイ語が不安な方でも、安心して食事ができる。

 

2024年、バンコクの寿司ブームは未だ加熱へ一途。かなりの購買力を持っているタイの若年富裕層と中国、香港、アセアン隣国の富裕層旅行者を取り込んで、特にハイエンド店が注目を集めています。