最終更新日 2022年11月5日 by タイランドピックス編集局
オンヌットの概要
近代化の波に乗って発展するベッドタウン。昔ながらの雰囲気も残す街
オンヌット(英:Onnut 泰:อ่อนนุช)は、タイ王国の首都バンコクのスクンビットエリア以東のBTSオンヌット駅を中心とするエリアです。BTSプラカノン駅とバンチャーク駅の間に位置します。
CBD(商業地区)に近い職住接近のロケーションと安い物価が魅力的な庶民の街です。かつてはBTSの終着駅だったことから未開の地といった印象が残っていますが、2011年のBTS路線延長以来の発展は目覚しく駅周辺には大型商業施設や高層コンドミニアムが林立し、都会的な街並へと変貌を遂げています。近年は徐々に安価なコンドミニアムハブから高級化を進めており、理想的なライフスタイルのホットエリアに変わりつつあります。
一般的にはバンコクの日本人居住エリアはプロンポン、トンロー、エカマイ、プラカノンに集中しています。しかしながら、オンヌットはバンコクの中でもここ数年人気が急上昇。複数の高速道路入口があり、BTSでアソークまで10分、サイアムまで15分とアクセスがよいうえ、Century MallやTescoなど商業施設が駅直結。年々、日本食やセンスのよいカフェやベーカリーも増え、住みやすさは抜群です。
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エカマイ - 8
プラカノン - 9
オンヌット - 10
バンチャーク - 11
プナウィティ
【街】オンヌットの主要エリア
BTS駅周辺
BTS周辺は高層コンドミニアムが集まっており都会的な風景が広がります。スクンビット沿いには建設中プロジェクトが数多くあり、数年後には更にビル風景となっていることが予想されます。
駅の北口には「Ideo」シリーズなど高層コンドミニアムがスクンビット通り沿いに並んでいます。
北口直結のホテル「Avani Sukhumvit Bangkok」一体型の複合施設「Century The Movie Plaza」はオンヌット近代化の象徴です。
日が暮れると毎晩ナイトマーケットがオープンします。
南口にはCPグループのハイパーマーケット「テスコロータス」が駅直結です。
マッサージ通りは夕方になると屋台天国になり、仕事帰りのタイ人で賑わいます。
タイのエモさは日常にあり🙆
煌びやかなルーフトップバーや新進気鋭のシェフが腕を奮うレストランも良いですが、こんな日常のストリートフードカルチャーがタイ生活の魅力ですよ⭐
と一周して最近思います。 pic.twitter.com/2G9khenJ4J
— REI🇹🇭@タイランドピックス (@thailand_picks) October 2, 2021
ソイ50(Soi50)
南側のソイ50通りはマイナーですが、通りにはコミュニティモール「BEACON」や超人気カフェ「Laff Cafe」やレストラン「Yoyakkinpak」、ワインバー「Oak Wine Valley」がなどあります。また、高速道路の出入口が2箇所あり重宝します。
オンヌット通り(Onnut Rd)
駅から少し離たこのエリアのメインストリートで、ビッグCやピープルパークなどの商業施設などがあります。また、「ナイトブリッジ」「BASE」などの外国人も多く住む高層コンドミニアムやHABIT MALLへの入り口があります。それより北へ離れるほどローカル色が強く、タイ人向けのカラオケパブやレストランが点在しています。
ハビト(HABITO)
2016年に大手ディベロッパーのSansiri社がソイ77に開業した「HABITO」は複数のコンドミニアム、飲食店、インターナショナルスクールなどが集まるニュータウンとして機能しています。開業から5年経った現在は、丁寧なまちづくりを感じる完成度の高さを誇っています。
中規模の商業施設「HABITO MALL」にはスターバックス、サブウェイなどチェーン店からフードコート、韓国料理など様々な飲食店が揃っています。週末にはウィークエンドマーケットも開催されます。
オンヌット市場
駅から少し離れたオンヌット通り沿いにあるオンヌット市場は、ローカルフードコート、生鮮食品、生花、惣菜などが安く販売されており、このエリアの人々の生活基盤となっています。
【買】ショッピング
Century Movie Plaza
オンヌットのアイコンであるセンチュリーはアヴァニホテルと一体になった7階建の商業施設です。「吉野家」「かつや」「大戸屋」「モスバーガー」など豊富な日本食店、マツモトキヨシ、スーパーマーケットのTOPS、映画館など充実のテナントです。
The Phyll Sukhumvit 54
2015年に開業したコミュニティモールですが、UOB銀行や日系美容室以外にはイマイチなテナント構成です。
People Park Community Mall
オンヌット通りを10分ほど北上した場所には2019年に開業したピープルパークがあります。「世界の山ちゃん」「やよい軒」など日本食、高級スーパーマーケット「グルメマーケット」が入っています。
Habito Mall
オンヌット通りから西へ入った複数のコンドミニアムと商業施設から成る一つの町です。有名なコワーキングスペースやスターバックス、ウィークエンドマーケットなどあるものの、BTSや主要通りから離れるのでここの居住者意外には不便です。
RKビアガーデン
夕方になるとBTS駅のすぐそばに飲食店が多く集まるビアガーデンがありましたが、22年にスクンビット81通りへ移転しています。
【遊】オンヌットの娯楽
バンコク有数のマッサージエリア
駅近くには2つの有名なマッサージ通りがあります。スクンビットエリアに比べて料金が安く、足マッサージは200THB/1h・オイルマッサージは300THB/1hから楽しめます。
【学】幼稚園・インターナショナルスクール
オンヌットの有名インターナショナルスクールと言えば、米国系「ウェルズ・インターナショナルスクール」のオンヌット校です。幼稚園はトンローとバンナーにあり、ここは6才~18才までの学生が学びます。駅から徒歩圏かつインター校の中では費用が安く日本人にも人気があります。また、プラカノンとの中間に位置するHabit Mallの近くには「バンコクプレップ(セカンダリースクール)」セカンダリースクールがあります。
【医】病院・クリニック
オンヌットの外国人医療事情は特段良くはありません。しかし、BTSで2駅でエカマイ駅至近の「スクンビット病院」へアクセスできます。日本語通訳を利用でき、外国人も多く受診します。また、最上級の日本語医療を希望する場合はプロンポンの「サミティベート病院」やペッブリーの「バンコク病院」まで車で15分程度です。
【住】オンヌットの居住環境・住み心地
オンヌットはバンコク中心地から少し外れたベッドタウンとして外国人人気が高いエリアです。隣接するプラカノンと並んで、日本人居住区であるスクンビットエリア(アソーク・プロンポン・トンロー・エカマイ)に次ぐ準日本人エリアとして発展を続けています。ここに住む日本人は単身駐在員、現地採用員、ロングステイヤーなどが多いです。駅至近の高層コンドミニアムでも高級エリアに比べて家賃が手頃なことに加え、日本食や多国籍料理の環境も充実しています。また、駅から徒歩10分ほど離れたオンヌット通りの「Habit Mall」一帯も外国人居住エリアです。
【探】オンヌットの賃貸・売買コンドミニアム
賃貸コンドミニアム市場
2020年にはオンヌット通りに「KnightsBridge Prime-Onnut」が、スクンビット通り沿いに高層サービスアパートメント「Ramada Residence」が2棟完成するなど徐々に高級化が進んでいます。
1BR
11 – 20,000 THB / Month
3.9 – 7.0万円
2BR
20 – 40,000 THB / Month
7.0 – 14.0万円
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- 「Rhythm Sukhumvit 50」:駅徒歩1分・一番人気・共有施設豪華・家賃(1ベッド20000THB-)
- 「Q House Sukhumvit 79」:駅徒歩1分・高級・家賃(1ベッド18000THB-)
- 「Ideo Verve Sukhumvit 」:駅直結・家賃(1ベッド16000THB-)
- 「Ideo Mobi Sukhumvit 81」:駅徒歩1分・リーズナブル・共有施設充実・家賃(スタジオ12000THB-)
売買コンドミニアム市場
オンヌットはプラカノン同様に中央ビジネス地区で働く通勤者のための手頃な低コストの住宅ハブとして発展し、その地位を固めています。西側のプライムエリアであるスクンビットと、東側の新副都心エリアであるウドムスック・バンナーの両方からの商業交通及び住宅流入の増加の恩恵を受ける絶好の位置にあります。1平方メートルあたりの価格は近年急上昇していますが、地元の人々と外国人の両方にとって魅力的なエントリーレベルの価格で購入が可能です。
オンヌットのお部屋・投資物件探し!
オンヌットエリアはスクンビット通り沿いにコンドミニアムが続々と建設されており、街の雰囲気が急速に変化しています。
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