タナチャート銀行の概要
タナチャート銀行(Thanachart Bank)は、カナダのノバスコシア銀行が大株主のタイ王国の準大手商業銀行です。タイでは四大銀行(バンコク銀行・カシコン銀行・SCB・KTB)とアユタヤ銀行に次ぐ中堅ポジションです。
2002年金融サービス持ち株会社(ファイナンスカンパニー)の子会社タナチャート・キャピタル(TCAP)から、銀行へ移行。2007年と2009年にカナダのノバスコシア銀行から出資を受け、2010年にサイアム・シティと統合し現在へ至ります。
顧客ニーズに合った高いサービスを提供することでメインバンクになることを目指しており、”Customer Centric Strategy”という戦略を取っています。タナチャート銀行は、支店内に現金を持たず、全ての取引を設置されている端末で行うキャッシュレス支店 「Thanachart Express」を開設するとともに、顧客管理・与信管理に関わる先進的な技術について、筆頭株主であるカナダのスコティア銀行のシステムを採用することで高度化を図っています。
直近の業績
2017年度の売上は44,681.32百万バーツで業界第6位。純利益(EBIT)は15,499.81百万バーツ。
2017年度は、特に自動車関連のローンが堅調で利息収益が2.47%上昇。また、利息収益以外の収益が9.57%上昇下が、リスクマネジメントに伴うローンや負債証券の減損が増加。総売上としては、前年度に比べて減少したが、純利益は13.72%上昇。
タナチャート銀行の強み・魅力
1. 自動車ローン
タイ人の間でタナチャートと言えばオートローンで有名です。同行は新車購入、中古車購入、借り換えなどでローンを提供しています。銀行融資の35%は中小企業向け融資の一方、65%が個人向けで、そのうち70%はオートローン融資です。
銀行口座開設
ケース1.
- パスポート/ワークパミット
ケース2.
- パスポート/在タイ大使館発行の公的証明書/居住証明
クレジットカード
50,000THB(170,,000円相当)
100,000THB(340,000円相当)
300,000THB(1,000,000円相当)