最終更新日 2021年7月7日 by タイランドピックス編集局
HSBC(Thailand)の概要
HSBC Thailand(中:香港上海銀行)は、英国ロンドンに本拠地を置く金融コングロマリットのHSBCのタイ支店です。タイ王国では1888年から営業を開始し120年の歴史があります。
現在はシーロムエリアのU Chu Liang Buildingの本店にて法人部門のみの営業です。以前はリテール(個人顧客)部門のサービスを提供していましたが、2012年のHSBC本社によるアジア地域の不採算事業の整理の影響を受け、日本、韓国、タイの3国のリテールは閉鎖しました。HSBCタイ支店が保有していた個人部門、富裕層部門、各種ローン、クレジットカードなどは全て地場大手のクルンシー(アユタヤ)銀行(現MUFG傘下)へ売却されました。
以降、VIPサービス「HSBC Premire(プレミア)」のサービスの提供も行っておりません。よって、香港など他国でプレミア資格を保有している場合でも、タイでその特別サービスを受けることは出来ません。2021年より新たにシンガポール管轄でタイ市場のプライベートバンキングサービスの運用が始まりました。
銀行口座開設
2021年現在は一般個人向け、及びHSBCプレミア顧客の新規口座開設は出来ません。他国のHSBC口座の相談・問い合わせも対応デスクはありません。
HSBC香港のATMカードは、ユニオンペイ(UnionPay・中国銀聯)のネットワークに参加しており、タイの銀行ATMでもHSBC香港の口座から現地通貨の現金引出しは可能です。