「コートヤード・バイマリオット・ノースパタヤ」洗練されたモダンホテル

コートヤード バイ マリオット ノース パタヤ_Courtyard North Pattaya_Marriott_Thailandpicks

最終更新日 2023年3月10日 by タイランドピックス編集局

パタヤで洗練されたモダニズムを

「コートヤード・ノースパタヤ」はタイのリゾート地パタヤ北部に2022年3月にオープンした4つ星ホテル。「コートヤード」と言えば、マリオットのポートフォリオの中でも中規模ビジネスホテルに近い位置付け。

ここは既存ホテルを買収・改修したのではなく、ゼロから新たに建築されただけあって、館内設備はスタイリッシュかつ最新式なのが大きな魅力。都会的な外観からもその雰囲気が感じられます。

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デザインのコンセプトは ”Rhythms of the sea and sand”。パブリックエリアは、海や浜辺をイメージした優しい自然模様をモチーフにした上品な空間に。

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パタヤのマリオット系列ホテルと言えば、中心街から20Km以上離れたジョムティエンの「ルネッサンス・パタヤ」のみでしたが、今回のコートヤードの出店はMarriott Bonvoy会員に朗報です。ゴールド、プラチナなど会員ステータスに応じてアップグレード、レイトチェックアウト、朝食無料などの特典が利用できます。(本ホテルにはラウンジはありません)

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ウェルカムドリンもビーチをイメージした、ココナッツとパイナップルジュースがベースの一杯。ゲストに”爽やかなパタヤのエネルギー”を届けたいという想いが込められています。

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Welcome Drink ”Kram(คราม)”

ラウンジでは14:00からアフタヌーンティーをいただけます。シンプルな内容ながら2名490THB++で、一名1000円強というバンコクでは考えられないお手頃料金には驚きです。

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Afternoon Tea Set – ฿490++ for 2

今回、宿泊したのは5階の「Deluxe」。Suiteに次ぐ上級グレードの部屋だけあって、室内は広く開放感のある大きな窓が特徴です。全てが最新式かつ清潔感抜群で5つ星ホテルと遜色ない印象。この日のレートは1泊฿4,000(約15,000円)です。

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Deluxe Larger(37sqm)

部屋の景色はシティビューながら、ビーチフロントの高級ホテル「ケープダラ・リゾート」が見えます。

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4つ星クラスながら、ベッドマットレスはプレミアムクラスのものを使用しており、ホテルスタッフが「最高の寝心地」と豪語するほど。旅先でぐっすり眠って心も身体もリフレッシュできます。

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バスローブは表はさらりとしたワッフル生地、内側は吸水性抜群のパイル生地で、しっかりとした上質な風合い。ホテルステイ気分をあげてくれるアメニティです。

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バスルームも一般的なお部屋と比べても広く快適。最新設備とマリオットブランドだけあって、水回りの清潔感は100%素晴らしく快適なバスタイムに。また、バスタブから部屋と景色が望めます。

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女性が重視するバスアメニティはマリオット系列で提供される「NIRVAE(ニルヴァエ)」。柑橘系の爽やかな香りが特徴で評判アイテムです。

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工業団地が近いことからビジネスユースの宿泊客も多いだけあって、ワーキングデスク周りはこだわりを感じます。人間工学に対応した座り心地抜群のチェアやコンセントが使い勝手良し。また、館内はどこでも超高速WIFIにアクセスできるので、室内やラウンジでも仕事が捗ります。

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ホテルの屋上9階にアイコニックなプールとプールバーがあり、眼前に広がる海と夕陽を望むことができます。

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併設の「Surf Bar」では、そよ風を感じながらアルコールや軽食メニューをプールサイドで楽しむことができます。

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「Surf Bar」

プールと同階にあるジムはフィットネスと同時にリラックスできるオーシャンビューが気持ちいいです。ホテルが犇く観光地パタヤ言えども、ビュー付きジムは少ないです。隣にはキッズ用のプレイグランドも完備するなど子連れの家族ゲストへの配慮にも余念がありません。

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夕食はホテル1階のオールデイダイニング「Cafe22」へ。まず、食前酒はレストランにおすすめされたスパークリングワインをチョイス。ワインは種類が豊富で一本฿1000〜とマリオットブランドなのに良心的なお値段。

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Sparkling Wine Henkell Blanc De Blancs – ฿2,400

メニューはシェフおすすめの4品を注文。中でも「ソフトシェルクラブと春雨炒め」が絶品。観光地のホテルダイニングだと構えてしまいがちですが、ここはどれも非常にリーズナブル価格。一皿฿290〜でボリュームもあります。

Crab fried rice, Stir-fried grass noodles w/ soft-shell crab, Roasted Pork Ribs, Prawn & Mango Salad

食後はロビーラウンジのBARへ。壁一面のマーブル模様パターンが美しく上品に写真映え。専門のミクソロジストが作るカクテルも美味しいです。

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「Spart’s Bar」

ホテルの楽しみといえば、美味しい朝食。会場はロビーの「Cafe22」。アメリカンとタイ料理をミックスしたビュッフェ(バイキング)形式。安定のマリオット系列とあって、朝食は非常に美味しいです。特に、タイ料理が想像以上にハイレベルで、ヌードル、パッタイ、ココナッツケーキなどはタイ人の舌を唸らせるほど。日本食はありませんが、サラダ、コールドカット、ブレッド、ヌードル、エッグなどバランスよく揃っており、朝食に落胆することはまずありません。

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Breakfast Buffet@Cafe22

嬉しいことにウォンガマットビーチまでわずか100mの距離。泳ぐには適していませんが、早く目覚めた朝には赤く染まる美しい海や朝焼けを眺めながら、ビーチを散策するのも気持ちいいです。パタヤのメインビーチと比べると、水質は良く穏やかなビーチです。

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唯一の懸念点である立地ですが、ここも問題はありません。パタヤビーチ北端の老舗ホテル「デュシタニ」の裏手の静かな場所に位置し「ターミナル21」まで徒歩10分程度。ホテルの無料シャトルバスありますが、2時間おきなので移動は、GRABアプリを使って移動するかバイクをレンタルすると便利でおすすめです。

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パタヤ旅行と言えば、繁華街で沢山店舗が集まるビーチロードが人気です。しかし、「コートヤード・ノースパタヤ」がある閑静なナクルアエリアは、ゆっくり過ごすだけでなく、賑やかなビーチロードに繰り出しての観光も思いのまま。しかも、この最新設備とクオリティでSuperiorだと1泊฿3,000(12,000円)前後で宿泊できます。そのコスパの良さから2週間以上の長期滞在客も結構いるのだとか。

また、現在パタヤでMarriott Bonvoyの会員特典を利用した宿泊を希望する場合、ジョムティエン(サタヒップ)の「ルネッサンス・パタヤ」かこの「コートヤード」の2択。こちらは主要観光エリアにほど近く、短期旅行者・長期滞在者共に快適な滞在を送れます。

 

編集後記

コートヤードは想像以上に綺麗・快適で、宿泊料金や館内飲食の料金も抑えられており、そのコスパの高さを実感。パタヤで同4つ星グレードと宿泊料金で比較するなら、ビーチロードの「Holiday Inn」「Amari」「Hardrock」あたりが競合。流石に立地・利便性では劣りますが、最新設備・サービス・コスパ面で「Courtyard」に軍配が上がると感じた滞在でした。スタッフ陣のホスピタリティが高く、ハードだけでなくソフトでもまた来たいと思わせてくれました。

 

Courtyard By Marriott North Pattaya

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