最終更新日 2022年7月18日 by タイランドピックス編集局
バンコク病院の概要
1972年創立のバンコク病院グループは、タイ王国内に29病院、近隣諸国にも分院を有する東南アジア最大かつ最高水準の民間病院グループです。世界的に名高い医師、最先端の技術、そして優秀な看護スタッフが最高レベルの医療サービスを提供しています。サミティベート病院、BNH病院、パヤタイ病院と共にタイ有数の財閥企業であるBDMSグループに属しており、バンコク病院はその中核です。
グループ全体の売り上げの約3割を、中東や日本、中国、韓国などの外国人受診が占めており、外国人患者に力を入れているタイのメディカル・ツーリズムを代表する医療機関です。日本人専門のJMS医療部門があることから、バンコクの邦人医療事情を支えています。
医療サービスの質・看板診療科
設立以来、先進医療に 注力しており、JCI(国際病院評価機構)だけでなく、EURAMI(ヨーロッパ航空医療協会)の認証をアジアで初めて取得したほか、さまざまな評価機関などから受賞、認定を受けています。疾患治療の専門 センターやクリニックが細分化されており、最先端技術による診断・ 治療が受けられます。歯科の治療技術も非常に高いです。
バンコク病院の特徴
日本人向けサービス
日本人専門外来 “ジャパンメディカルサービス(JMS)”
日本人医療に精通した医師陣
JMSには内科・消化器内科の日本人の仲地省吾先生(タイ医師免許保有)が、その他にも日本の医学部で研修を積み日本の医療事情や慣習に精通しているタイ人医師が5名います。また、専門クリニックにも各科に日本の医学部出身の9名のタイ人医師が在籍しています。
院内ファシリティ
別棟にはカフェやレストランが充実しています。
医療費・各種保険
1. 医療費
タイのインターナショナル病院は自由診療で、医師のランクによって異なるドクターフィーやホスピタルフィーなどがかかります。よって診療項目ごとに具体的な価格テーブルは存在しません。
本院ではドクター料は概ね1,000THB〜に設定されています。これに検査費、薬剤費、入院費、手術費が上乗せされます。手術の場合は、見積もりを取ることが可能です。盲腸の手術費は200,000THB、保険適応が難しい歯科診療の場合の費用は、日本の100%負担時と概ね同等と言われています。
2. 入院費
入院する場合、患者病室はVIP、1人部屋、2人部屋が用意されています。広い室内には患者ベットの他に、付添人が寝ることが可能なソファが設置されています。日本人患者の場合、保険を利用する場合が一般的ですが、契約保険会社によって利用可能な病室は異なります。
3. 医療保険・クレジットカード・キャッシュレス診療も対応
日系企業の駐在員は会社加入の医療保険があり、保険証を出せばキャッシレス診療が可能です。一方、現地採用の方の加入保険では全額補いきれず、超過分は実費で手出しする場合が多いようです。
旅行者の場合でも、AIUなどの海外旅行保険やクレジットカード付帯型保険を利用できます。その場合は、事前に引受先の保険会社に電話をして、現地エージェントから病院へ紹介と予約を入れることが必要です。
4. 日本の国民健康保険・社会保険を利用
日本の国民健康保険や社会保険を利用する場合は、医療費の全額を自己負担で一旦支払います。病院発行の必要書類を用いて、日本へご帰国後、自身で還付手続き行います。
アクセス
病院はニューペッブリー通りとラーマ9世通りの中間あたりに位置します。BTSプロンポン駅直結のエンポリアムタワー入口前と、MRTペップリー駅から1時間に1本の間隔で無料シャトルバスを運行しています。
サミティベート病院の受診
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