最終更新日 2021年11月18日 by タイランドピックス編集局
サイアムの概要
タイのトレンド発信基地・交通網の要所・文教区
サイアム(英:Siam 泰:สยาม)は、タイ王国の首都バンコクのパトゥムワン区にあるBTSサイアム駅を中心とするエリアです。BTSスクムビット線とシーロム線の2線が乗り入れる交通の要です。隣接するチットロム駅、プルンチット駅までスカイウォークで繋がっています。
トゥムワン交差点からチャルームクルン交差点まで、市内のパトゥムワン地区にあるラーマ1世通り沿いにあり、その先で隣接するラチャプラソン地区と合流します。このエリアにはサイアムディスカバリー、サイアムセンター、サイアムパラゴン、サイアムスクエア、MBKと複数の大型ショッピングモールがあり、ここは日本で言う原宿と渋谷と新宿を融合させたような雰囲気があります。
また、タイの最高学府チュラロンコン大学など教育機関が集まる文教区として知られており、若い人々の熱気に満ちたエネルギッシュなエリアです。また、サイアム一帯の土地はチュラ大学が所有しています。この地域の商業開発は、最初は1960年代から1970年代にかけてラチャプラソンと並んで行われ、1999年にBTSサイアム駅が完成してからは近代化が進みました。2008年にバンコクアート&カルチャーセンター (BACC)がオープンして以来、サイアムは徐々にクリエイティブハブへと変化しており、MBKとサイアムディスカバリーの間の色とりどりのスカイウォークや、落書きが並ぶセーンセップ運河沿い、または大規模な国際展示会や学生向けのアートイベントのBACCなど、サイアムの発展と同様に、タイの芸術の成長を物語っています。
現在では流行の最先端のイメージとともに語られ、タイのさまざまなムーブメントがこの街の周辺から生まれています。
- 2
パヤタイ - 1
ラチャテウィー - C
サイアム - 1
チットロム - 2
プルンチット
【街】主要エリア
BTS駅周辺
ラーマ1世通りを挟んで北側は商業施設「サイアムパラゴン」やホテル「サイアムケンピンスキーホテル」など高級で洗練されたモノとサービスが集まる銀座、一方で南側は若者向けのファッション、コスメ、飲食店、カフェなどが多く集まっており原宿・渋谷的な雰囲気の街です。
隣接するチットロム駅の「Central World」へと繋がるスカイウォークで徒歩でアクセスできます。
駅の北口は「Siam Paragon」「Siam Center」へと直通しています。
サイアムスクエア(Siam Square)
Siam SquareやSiam Oneの裏通りのソイ7は若者に人気のファッションストリートです。特に10代の若者に人気が高く、若者の流行の発信地として若者向けのイベントもよく開催されます。
また、常に新しいスイーツ店やカフェがひしめき合うスイーツ激戦区で、平日・週末問わず多くの人が訪れます。
再開発が続いており、新たな商業施設が建設中です。
パヤタイ通り(Phayathai Rd)
ラーマ4通りとぶつかるサムヤン交差点へと伸びるパヤタイ通りの左右には、チュラロンコン大学の様々な学部キャンパスが広がります。現在19の学部、多数の研究施設、チュラロンコン病院などがあります。
【買】ショッピング
BTS駅を中心に「サイアムディスカバリー」「サイアムセンター」「サイアムパラゴン」「サイアムスクエア」「MBK」と複数の大型ショッピングモールが集中しています。ラグジュアリーブランドから、若者のモダンファッション、学生向けの安価な商品まで何でも買い揃え得ることが可能です。また、隣接するサムヤーンは再開発が進み「サムヤーンミッドタウン」が2019年に開業しました。
サイアムパラゴン(Siam Paragon)
モールグループが運営する高級デパートには世界各国のラグジュアリーブランドが揃っています。また、レストラン街も充実しており、有名な日本食店も入っています。
サイアムセンター(Siam Center)
モダンでアーティスティックなデザインの館内に多くのファッションブランドが出店しており、トレンドに敏感なタイの若者で賑わいます。また、上階のフードコートが非常に充実しています。
サイアムディスカバリー(Siam Discovery)
近未来的な空間に日本やタイ発デザイナーズブランドなど幅広くセレクトされたアイテムが並びます。
サイアムスクエアワン(Siam Square One)
MBK
MBKは老舗かつ独自路線のデパートで雑貨、衣服、コピーブランド品など小規模店舗がひしめいています。特に4階はスマホやガジェットアイテムが集まる電脳街として有名です。BTSナショナルスタジアム駅に直結しています。
【学】大学・インター校
駅周辺はタイの東大と評される国立「チュラロンコン大学」やMBAスクール「サシン経営大学院(Sasin)」などのキャンパスが広がる学生街でもあります。
【医】病院・クリニック
サイアム周辺で外国人が安心して受信できるのはチュラ大学付属「チュラロンコン王記念病院」や「タイ赤十字病院」です。どちらも公立医療機関ですが、特にチュラ大病院はTOPクラスの医療レベルを誇り、外国人も受診可能です。一方で、近隣で民間病院で日本語サービスを希望する場合は、プルンチットの「バムルンラード国際病院」やサートーンの「BNH病院」が有名です。
【宿】おすすめホテル
サイアムで宿泊する場合、サイアムパラゴン内の「サイアム・ケンピンスキー」やチットロム方面の「インターコンチネンタル」などBTS直結の高級ホテルをお勧めします。
【住】サイアムの住環境・コンドミアム
ヨーロッパの5星高級ホテルケンピンスキーが東南アジア初のレジデンスとして開業した「ケンピンスキー・レジデンスサイアム」をお勧めします。サイアム駅周辺には住居物件は少ないですが、隣接するラチャテウィー、サムヤーン、ラチャダムリ、チットロムなどには外国人向けの大型コンドミニアムが多いです。
サイアムのお部屋・投資物件探し!
サイアムエリアはチュラ大が主導で積極的に再開発を進めており、タイが世界に誇るトレンド発信地として日々進化しています。
サイアムの物件数は少ないですが、隣接するサムヤーン、ラチャテウィーなどは徒歩でも移動できるのでお勧めです。
弊社ではご紹介可能な素敵なプレミアム物件を豊富に取り扱っています。