最終更新日 2022年2月25日 by タイランドピックス編集局
5つ星ホテルのオープンラッシュが続くタイ王国の首都バンコクには何度でも訪れたくなるホテルが数多くある。滞在中にホテル内を探検したり、趣向を凝らしたバーやレストランを楽しんだり、充実のホテルステイを楽しみたいもの。
2020年にはバンコクでも多くの高級ホテルが開業しましたが、その中でも話題の人気ホテルと今後オープンする注目ホテルをご紹介します。
シンドーン・ケンピンスキーホテル(Sindhorn Kempinski Hotel Bangkok)
シンドーン・ケンピンスキーホテルは2020年10月にチットロムのランスアン通り「シンドーンビレッジ」内に開業したドイツ発の高級ホテルです。サイアムに続く2軒目としてオープン。館内は植物にあふれ、フレッシュな香りが広がる。ホテルはツーリストだけでなく、地元の人にも愛され交流が広がる場所であるべきという考えのもと、カフェ、レストラン、バーと一日中気軽に立ち寄れるダイニングも展開。
キンプトン マーライ バンコク(Kimpton Maa-Lai Bangkok)
キンプトンマーライバンコクは2020年10月にチットロムのランスアン通り「シンドーンビレッジ」内に開業した北米発のIHG(インターコンチネンタルグループ)の高級ホテルです。タイ産のシングルオリジンとブレンドコーヒーをサーブするカフェ「CRAFT」や最上階40階のトロピカルなルーフトップバー「Bar.Yard」ではルンピニー公園を眺めとアップテンポのDJソングが雰囲気を盛り上げます。
カペラ バンコク(Capella Bangkok)
カペラバンコクは2020年10月にチャオプラヤー川沿岸に開業したシンガポール発の高級ホテルです。全101室のオールスイートとプールヴィラから成る都市型リゾートで、全室リバービュー仕様です。また、バンコクでは珍しいプール付きヴィラがありペット同伴で滞在可能です。革新的なカクテルを供する「Decadent Dessert Bar」は必見です。
フォーシーズンズ バンコク(Four Seasons Hotel Bangkok at Chao Phraya River)
フォーシーズンズ バンコクは2020年2月にチャオプラヤー川沿岸に開業した高級ホテルです。フォーシーズンズと言えば2015年3月までBTSラチャダムリ駅そばで営業していていましたが「アナンタラ サイアム バンコク ホテル」へ改称してその歴史に幕を閉じました。そして5年の月日を経て新たにバンコクに復活を遂げました。爽やかな川風に吹かれながらバンコクの喧騒から離れて優雅な滞在が可能です。
カールトン ホテル バンコク スクンビット(Carlton Hotel Bangkok Sukhumvit)
カールトン ホテル バンコクは2020年2月にプロンポンに開業したシンガポール発の高級ホテルです。BTSアソーク駅とプロンポン駅の間のスクンビット通り沿いに位置し、起伏のある銅フィンの外観とカスケードカーブが印象的です。
ローズウッド バンコク(Rosewood Bangkok)
ローズウッドバンコクは2019年3月開業にプルンチットに開業した香港発の高級ホテルです。タイの伝統的な合掌挨拶”ワイ”にインスパイアーされた垂直建築の高層ビルの内観はモダンアジアンテイストな空間が広がります。特に、客室のインテリアが独自テイストで素晴らしく、斜めのガラス窓に映える夜景はNYのペントハウスを彷彿とさせます。最上階のスイートNARA HOUSEはバンコクの街並を見下ろせるプランジプール付きプライベートテラスが魅力。「Lakorn European Brasserie」で開催される日曜限定ブランチビュッフェは必見。
ウォルドーフ・アストリア・バンコク(Waldorf Astoria Bangkok)
ヒルトン系列の最上級ブランドのウォルドーフ・アストリアは東南アジア第一号として2018年8月にラチャダムリに開業しました。BTS至近の60階建て複合施設「マグノリア・ラチャダムリ・ブールバード」の6-16階、55-57階がホテル施設となっている同ホテルは、MQDCが所有し、ヒルトンが運営を行います。
世界的に著名なデザイン・コンセプト会社AvroKOが55階から57階の3フロアにかけて手掛けた「Bull & Bear」「The Loft」「The Champagne Bar」の3箇所のバーは伝統的なウォルドーフ・アストリアを感じさせるラグジュアリーで絢爛なインテリアで、いずれの施設からも街の景色が一望できます。
今後の開業予定の高級ホテル
バンコクではホテル建設ラッシュが続いており、今後も高級ホテルの開業が目白押し。
まず、2021年の冬以降には日本のプリンスホテルの海外ラグジュアリーブランド「ザ・プリンス アカトキ 」がリバーサイドエリアに開業予定。23年には「ザ・リッツ・カールトンホテル」がワイヤレス通りの新複合施設「One Bangkok」に開業予定で遂にタイ初進出を果たす。24年には大型改装中の「デュシタニ・バンコク」がシーロム「Dusit Central Park」の開業に合わせてリニューアルオープン、そして27年には「インターコンチネンタル」が中華街にブティックホテルをオープンさせます。
- 2021年:「ザ・プリンス アカトキ リバーサイド バンコク」(延期)
- 2023年:「ザ・リッツ・カールトン バンコク」
- 2023年:「アンダーズ バンコク」
- 2023年:「ザ・ランガムバンコク アット チャオプラヤ」(客室数250)
- 2024年:「デュシタニバンコク」(リニューアル)
- 2022年:「グランド・ニッコー バンコク」
- 2027年:「インターコンチネンタル・バンコク・チャイナタウン」(客室数332)