最終更新日 2022年11月8日 by タイランドピックス編集局
チットロムの概要
サイアムと並んでデパートやホテルが建ち並ぶ街
チットロム(英:Chit Lom 泰:ชิดลม)は、タイ王国の首都バンコクのラチャプラソン地区にあるBTSチットロム駅とラチャダムリ通りを中心とするハイソな商業エリアです。BTSサイアム駅とプルンチット駅の間に位置し、サイアムとスカイウォークでフラットに繋がっています。
プルンチット通り沿いとラチャダムリ通り沿いにはセントラルワールド、伊勢丹、ゲイソンビレッジ、セントラルエンバシーなど代表的な大型ショッピングモールが林立しており、サイアムと並んでショッピング施設の観光資源化に成功しており、世界各国の観光客が買物に訪れます。また、バンコク屈指の一等地と知られるラチャダムリや衣類品卸市場のプラトゥーナムにもラチャダムリ通りで繋がっています。
特に高級住宅街としてん名を馳せるランスアン通りは、シーロム、サイアム、プラトゥーナム、プルンチット、ルンピニ公園も全てが散歩圏内の好立地。チットロムはまさにバンコク都心の好環境を日常使いできる街です。
- 1
ラチャテウィー - C
サイアム - 1
チットロム - 2
プルンチット - 3
ナナ
主要エリア
BTS駅周辺
BTSの東側改札口はプルンチット駅とほど近い位置にあり老舗デパート「Central」に直結しています。南側は高級住宅街のランスワン通りです。
インターコンチネンタルホテルも直結しています。
ラチャプソン交差点
南北に走るラチャダムリ通りとプルンチット通り、ラーマ1世通りがぶつかるラチャプラソン交差点はこのエリアで最も賑やかなエリアです。頭上にBTSシーロムラインが走っています。この通りを南へ進むと高級ホテルやコンドミニアムが多いラチャダムリエリアです。
交差点付近には1986年から営業を続ける老舗デパート「Amarin」や「ERAWAN」があり、駅を囲んでゲイソングループ主導で再開発中です。プロンポンのEM District同様の都市開発案件として新たな集客拠点となる可能性を秘めています。
グランハイアットホテル手前にあるヒンドゥー教祠のエラワン祠は、パワースポットとして地元民や観光客で常に賑っています。反政府デモの政治集会が開催される場所としても有名です。
ラチャダムリ通り
シグネチャーロードとして名高いラチャダムリ通りは、サラデーン交差点からプラトゥーナム交差点まで南北2.3kmに渡って伸びています。沿道には高級ホテルや大型商業施設が立ち並びます。プルンチット通り、ラーマ1世通り、ラーマ4世通り、シーロム通り、ラチャプラロップ通り、ニューペッブリー通りなど様々な主要道路と接続しています。
チットロムのランドマークと言える「Central World」は500店以上のショップが並ぶバンコク最大規模の巨大施設です。大手流通財閥のセントラルグループの本社ビルもここにあります。
2019年に開業した「The MARKET」にはテスコロータスや日本人に馴染み深い「DON DON DONKI」が入っています。トンローに続くタイ二号店です。
ラチャダムリ通り沿いにスカイウォークが通っており、北のプラトゥーナムまで徒歩で移動可能です。
ランスアン通り
名だたる高級住宅街が点在するチットロム・プルンチットエリアの中で、いま注目を浴びているのがBTS4番出口を降りてすぐのザ・マーキュリー・ヴィレからルンピニ公園まで伸びるランスワン通りです。落ち着きとアクセスのよさという昔からの美点はそのままに、「シントーン・ヴィレッジ」の開発をきっかけに、心躍る新しい動きも起こっています。
お洒落な雰囲気のスターバックスやコミュニティモール「The Portico」などいずれもこの街に溶け込んでいます。
ランスアン通りは一方通行車線で交通量が少なく落ち着いています。高級ホテル「ホテル ミューズ-Mギャラリー コレクション」や外資系銀行CIMBの本社ビルなどの商業施設もありますが、基本的には住宅街で高層コンドミニアムが多いです。
このエリアは王室保有地ということもあり、道路が大きく緑が豊かです。
2019年に王室所有地に開業した「シントーン・ヴィレッジ」はオフィスビル、コンドミニアム 、コミュニティモール、そして高級ホテル「ケンピンスキー」「キンプトン」から成るラグジュアリー複合プロジェクトです。
【買】ショッピング
セントラル・ワールド(Central World)
年末にはカウントダウンのイベントが行われるなどチットロムのランドマークです。500店以上のショップが並ぶ巨大施設には、有名デパート「ZEN」と「アップルストア」が隣接しています。
ゲイソンヴィレッジ(Gaysorn Village)
ラチャプラソン交差点の近くにあり、高級品、デザイナーブランド、卓越したサービスを備えた高級で贅沢なライフスタイルショッピングモールです。
セントラル・チットロム(Central Chitlom)
小売流通財閥を築き上げたセントラルグループの本店で、歴史あるクラシカルな建物には老舗百貨店らしい厳選ブランドが取り扱われています。世界中の食材が手に入る「セントラルフードホール」はセレブ御用達の高級スーパーです。
アマリンプラザ(Amarin Plaza)
お土産品の専門店などが入居しており、1Fフロアの広場ではよくブランド品のバーゲンが行われています。4階のフードコートやオフィスビル5階のJCBプラザは重宝します。
ザ・マーキュリーヴィレ(Mercury Ville)
ランスワン通りの入口にある飲食店を中心とした複合施設。和食からタイ料理、ファーストフードまで様々なグルメが楽しめます。お馴染みの「マツモトキヨシ」もここにあります。
The Market・ドンキモール2号店
2020年に開業したトンローソイ10に続く2号店です。日本食、生鮮食品、雑貨などが豊富です。(22年9月に閉鎖)
ヴェラ・シントーン・ヴィレッジ(Velaa Sindhorn Village)
「Pacamara」などの複数の人気カフェ、「El Gaucho」など多国籍料理店など様々なセンスの良いテナントが入っています。そしてランスワン通り唯一のグローサリースーパー「ヴィラマーケット」は重宝します。
【医】病院・クリニック
チットロムエリアの外国人医療事情は良好です。最寄りはナナ方面にある「バムルンラード国際病院」です。タイ屈指の高級医療機関であり、クリニックビル10階にはホテル宛らの日本人専用ラウンジが設置されています。また、シーロム・サトーン方面の「BNH病院」も同じく日本語デスクがあり安心して受診できます。
【宿】チットロムの人気ホテル
世界の富裕層を惹きつけるチットロムには数多くの高級ホテルがあります。2020年にはランスワン通りにドイツの高級ホテルブランド「シンドーン・ケンピンスキー バンコク」が開業しました。
- インターコンチネンタル バンコク
- シンドーン・ケンピンスキー バンコク
- キンプトン マーライ バンコク
- グランド ハイアット・エラワン バンコク
- ホテル ミューズ バンコク ランスアン – Mギャラリー コレクション
【住】チットロムのおすすめ物件・コンドミアム
チットロムは隣接するプルンチットと並んで資産価値の高い高級マンションや、希少なヴィンテージマンションの宝庫として注目されているエリアです。都心でありながらも、ゆとりある区画など、おだやかな住環境が整えられています。
また、地場のセンターポイント、外資系のマリオット、ケンピンスキー、キンプトンなどサービスアパートメント(ホテルレジデンス)も充実しています。各国の大使、国際機関の職員、駐在員ビジネスマン家族、タイ人富裕層などが多く住む高級エリアであるためハイエンド物件が多いです。
チットロムのお部屋探し・投資物件選び!
ここに住めば、高級なブランドイメージにふさわしい住み心地とステイタスをもたらしてくれます。プルンチットやシーロム・サートーンエリアに職場がある方、ラチャダムリと並んで欧米人が多いエリアを好む方には最適の住環境です。また、駅周辺に高速道路入口があるため空港や他県への移動も便利です。
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