最終更新日 2021年11月18日 by タイランドピックス編集局
タイ王国の首都バンコクでの滞在許可延長の方法を解説します。
タイのイミグレーションオフィス(入国管理局)では、就労ビザ(ビジネスビザ)、学生ビザ、各種ロングステイビザなどの取得と更新手続き、短期滞在期間の延長手続き、そしてタイに在住する外国人に義務付けられている90日ごとに居住状況を報告する90日レポートの手続きが可能です。
バンコクでは出国時の国際空港か、チェーンワッタナーの入国管理局で手続きを行います。
イミグレーションオフィス
バンコクのイミグレーションオフィスは、タイ王国政府総合庁舎「Government Complex」内部の政府総合庁舎B棟2階にあります。通称”チェーンワッタナー”と呼ばれています。日本人居住区のスクンビットエリアからは20Km以上離れた場所にあるので、バスやタクシーでの移動となります。
申請・延長可能な主要ビザ
ビザ手続き
- ビザ新規申請
- 滞在期限30日延長(1回のみ)
- ビザ更新
- リエントリーパーミット
- 90日レポート
- 永住権申請
ビザ種類
- 就労ビザ(B)
- 学生ビザ(ED)
- 結婚ビザ(O)
- リタイヤメントビザ(O)
- ロングステイビザ(O-A)
- ロングステイビザ10年(O-X)
※ワークパーミット(労働許可証)の取得・更新手続きは、イミグレではなくタイ労働省雇用局です。
ビザ手続きの流れ
受付け
B棟2階の正面入口から入って、手荷物検査を受けたらすぐ右手に入国管理局の「DIVISION1」受付へ行きます。周辺には申請書類を準備するためのコーナーが設置されています。
必要書類をチェック
カウンターで必要書類のチェックがあります。ここで各種申込み書類を貰うことも可能です。
- パスポート原本
- パスポートの必要箇所コピー
- TM6(空港入国カードの半券)
- TM7(ビザ延長申請書類)・要顔写真(4×6cm)
- 現金1,900THB
※バスポートのコピーが必要な箇所は顔写真ページ、全てのビザページ、入国スタンプページ、TM6です。
1階フロアには、ビザ手続きに必要な写真撮影やコピーサービスを提供するショップだけでも複数あります。写真撮影は100THB、コピーは2THBです。その他、銀行、レストラン、フードコート、カフェ、コンビニ、雑貨店など無数のテナントが営業しています。
受付番号を取得
電光掲示板で自分の順番を確認します。混み合って大幅に時間がある場合は、1階のカフェやレストランで時間をつぶすことも可能です。また、ランチタイムはビザ発給が一時停止されます。
ビザ申請・面接
順番が来たらオフィスへ入ってビザ延長の手続きを行います。ここで申請書類一式とビザ発給手数料1,900THBを提出します。
担当官によっては、滞在先住所やビザ延長理由を詳しく確認する場合があります。言語は英語またはタイ語のみですのが、基本的な質疑応答のみですので、最低限の会話を心得ていれば審査には問題ないです。外国人は通訳や恋人・家族などを伴っている場合も多いです。
日本人の場合、書類さえしっかり揃っていれば、比較的和やかな雰囲気で進みます。
ビザ発給
問題が無ければ、申請したビザスタンプが押印されます。同時に領収料も発行されます。
チェーンワッタナー入国管理局
- 住所(英): Building B, Chalermprakiat Government Complex, 120, Moo3, Chaengwattana Road (Soi7), Thungsonghong, Laksi Bangkok
- 住所(タイ): ศูนย์ราชการเฉลิมพระเกียรติ ๘๐ พรรษา ๕ ธันวาคม ๒๕๕๐ อาคารรัฐประศาสนภักดี (อาคาร B) ฝั่งทิศใต้ ชั้น ๘ ถนนแจ้งวัฒนะ แขวงทุ่งสองห้อง เขตหลักสี่ กรุงเทพฯ
- 取扱い時間:午前中の申請:8:30 – 11:30・午後の申請:13:00 – 16:30
- 休館日:土日・祝日
- WEB:タイ王国入国管理局公式HP
関連
- パタヤ入国管理でのビザ申請・延長手続き
- チェンマイ入国管理局での申請・延長手続き
- プーケット入国管理局での申請・延長手続き