最終更新日 2022年6月12日 by タイランドピックス編集局
アユタヤの概要
古都の壮大な歴史が眠る遺跡の街と工業団地地帯
アユタヤ(英:Ayutthaya 泰:อยุธยา)はタイ王国の首都バンコクから北方約60kmに位置するアユタヤ県の県都です。タイにある5つの世界遺産の中でも、スコータイと並んで遺跡群遺跡が残る人気観光地です。
かつての王都で、1350年ウートング侯がこの地で即位してラーマティボディ1世となり、アユタヤ朝を開いたことから始まりました。アユタヤ朝は、1767年ビルマ(現ミャンマー)に攻略されるまでの約400年間、インドシナ半島中央部の強国として栄えました。当時は東南アジアにおける主要な海外交易港で、16世紀初め、御朱印船貿易に携わった日本人たちが日本人村を築き、最盛期には2,000~3,000人以上もの日本人がアユタヤに住んでいました。
アユタヤには日系企業が多く入居する工業団地が多く、ロジャナ工業団地、ハイテック工業団地、バンパイン工業団地、ナワナコン工業団地などがあり、日本人出張者や駐在員も滞在します。
【街】主要エリア
アユタヤ駅周辺
アユタヤ駅はバンコクのフアランポーン駅からの距離は71.08kmで、特急で約1時間半、普通列車で約2時間でアユタヤまで運行しています。駅周辺は観光客向けのトゥクトゥクやガイドが多く集まっており、川を越えて遺跡観光エリアへ行きます。
アユタヤ歴史公園(遺跡群)
アユタヤの遺跡観光エリアであり、四方を川に囲まれた、東西約7km、南北約4kmの島に遺跡群が点在しています。現在はアユタヤ歴史公園として整備されており、「ワット・ヤイチャイモンコン」「ワット・マハータート」「ワット・プラ・シーサンペット」「ワット・ラーチャブラナ」「ワット・プララム」など観光名所が多いです。
ワット・ラーチャブラナの目の前の通りは、観光客向けのレストランやオシャレなカフェなども多く集まっています。夜になると若者が集まるミュージックパブがオープンし、週末は賑わいます。
アユタヤグランドホテル周辺
遺跡のある島からで東へ20~30分ほど走った「アユタヤグランドホテル」周辺は小規模の繁華街です。ロジャナ通りには日本人出張者が利用する日本食レストランや、カラオケ、マッサージなどが点在。メイン通り沿いのナイトマーケットは賑やかに活気づき、地元のタイ人たちで溢れています。
【買】ショッピング
2021年11月30日より、遺跡群のある中心部から車で約10分の国道32号沿いに大型ショッピングセンター「セントラル・アユタヤ」がオープンしました。3階にはレストラン街があり、「やよい軒」「CoCo壱番屋」など複数の日本料理チェーンやフードコートなど充実しています。
【医】病院・クリニック
アユタヤの外国人向け医療事情は安定しています。最も信頼できる医療機関は、私立「ラチャタニー病院」です。アユタヤ県内で一番、医療設備の整っており、タイ人日本語医療通訳を常駐しています。その他、公立「アユタヤ病」などもあります。
【住】アユタヤの居住環境・コンドミニアム・住み心地
アユタヤはバンコクとは異なり、中心街に居住用の高層コンドミニアムは非常に少ないです。そのため、近隣の工業団地へ勤務する駐在員は、サービスアパートメントを利用するケースが多いです。
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